生物多様性2020特集サイト


生物多様性2020

2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」。
2020年はその最終年にあたります。
CBD・COP10で合意された愛知目標の目標年である今年は
新たな世界目標を決めるCBD・COP15に向けての国際的な議論が進められる重要な年、
生物多様性スーパーイヤーと呼ばれています。

このサイトでは、生物多様性に関する国内外の取り組みやイベントや政策、
その他さまざまな情報を発信します。

生物多様性に関する最新情報
Pick up! COVID-19と生物多様性に関するトピック
なぜ、生物多様性が大事?
生物多様性の危機
CBD-COP15について

The year 2020 marks the final year of the United Nations Decade on Biodiversity.
This website is launched to commemorate International Day for Biological Diversity 2020 (22 May), and to increase understanding and awareness of biodiversity issues.
Please check here for details of this campaign.



生物多様性に関する最新情報  Latest Information on Biodiversity

2021年6月15日
報告書 Becoming #GenerationRestoration: Ecosystem Restoration for People, Nature and Climate
6月5日の環境デーに「国連生態系回復の10年」がスタートしました。UNEPとFAOによるこの報告書(英語)では、生態系に今何が起きているのか、そしてなぜ生態系の回復が必要であるのかについて解説されています。さらに、生態系の回復に必要な具体的な行動についても記載しています。

2021年6月8日
世界海洋デーに寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ
世界海洋デー(6/8)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージが発表されました。今年の「世界海洋デー」のテーマは「海洋:生命と生活」です。メッセージでは、持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定の1.5℃目標達成に向けて海洋の健康を確保することの重要性について強調しています。

2021年6月2日
報告掲載のお知らせ「国際生物多様性の日2021シンポジウム」Report: International Day for Biological Diversity 2021

GEOCがUNU-IAS、環境省と共催した国際生物多様性の日2021シンポジウムの報告が掲載されました。当日の動画は、GEOC YouTubeチャンネルよりご覧いただけます。

2021年5月25日
生物多様性条約COP15の準備会合

第24回科学技術助言補助機関会合 第3回条約実施補助機関会合

現在、秋に開催される生物多様性条約COP15の準備会合が、1か月以上に渡りオンラインで開催中です。今後10年間の目標設定が主要な議題ですが、その中で先住民族、ジェンダー、ユース、市民など様々なステークホルダーの関与についても議論されています。国際自然保護連合日本委員会の「にじゅうまる」のサイトに連日の議論の概要が掲載されていますので、ご覧ください。

2021年5月24日
持続可能な開発に向けた、生物多様性と自然を基盤とした解決策を、その政策・プログラム計画・実施に統合していくための共通アプローチを国連が採択

UN Adopts Common Approach to Integrating Biodiversity in Policies & Programmes
国際連合機関は、 持続可能な開発に向けた、生物多様性と自然を基盤とした解決策を、その政策・プログラム計画・実施に統合していくための共通アプローチを採択しました。この共通のアプローチにより、国連システムは、生物多様性を主流化し、生物多様性の喪失を招く原因への対処、生態系を回復、最終的には自然と調和して生きるための集団行動を促進するという強いコミットメントを生み出します。詳細や関連資料は、リンクよりご確認ください。

2021年5月19日
国際生物多様性の日2021に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ
メッセージでは、現在の危機をよりよく回復するための機会とするためには、持続可能なライフスタイルの選択が鍵であると述べ、誰もが役割を果たし、私たち全員がその解決策の一部となりましょう。と呼びかけています。

2021年5月10日
5/20開催 国際生物多様性の日2021シンポジウム -私たち自身が解決の鍵- Online Symposium:Finding Solutions for Nature –Commemorating International Day for Biological Diversity –
UNU-IASは、環境省、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)とともに、国際生物多様性の日2021を記念しオンラインシンポジウムを開催します。本ウェビナーでは、国際生物多様性の日の国際テーマ「私たち自身が解決の鍵 “We’re part of the solution #ForNature”」に沿って、ポスト2020生物多様性枠組を含む生物多様性の国際的な動向や、国内の動向を紹介します。さらに、パネルディスカッションでは、UNU-IAS研究者や、国際機関、地域で活動をしている専門家・実践者を招き、テーマについて議論を行います。ぜひご参加ください!

Registration: https://zoom.us/webinar/register/WN_noASisRbQ9y0eYuc6loB4A

2021年4月26日
【開催報告】「千田家庭園」清掃SDGsツアー ―市民も観光客も庭師になろう!
UNU-IAS OUIKのJuan Pastor Ivars 研究員が金沢市内の自然と文化を体感するために開催した庭園清掃SDGsツアーの報告です。日本庭園を含む都市部の緑は、地球温暖化対策、ヒートアイランド対策にもなり、都市の固有の生態系や生物多様性の保全に重要な役割を果たしていますが、維持管理のための担い手不足や維持管理の不届きが起こり、次世代への継承が難しくなりつつあります。この取り組みは、こうした課題の解決策として、清掃活動を「エコツーリズム」として幅広い人に知ってもらうための仕組みづくりを探索する一環として実施されたものです。ぜひご覧下さい。

2021年4月19日
地球規模生物多様性概況第5版(GBO5)日本語版が公開
昨年9月に生物多様性条約事務局が公表した『地球規模生物多様性概況第5版』の日本語版が環境省ウェブサイトで公開されました。国際的な生物多様性の状況や、保全と持続可能な利用の取組が概観できる内容となっています。

2021年4月12日
ウェビナー動画公開:「里海の保全から考えるSDG14の達成『海洋の温暖化・酸性化』」
3/27に国連大学OUIKが主催した能登の里海セミナーの動画が公開されました。『海洋の温暖化・酸性化』をテーマに、「海の温暖化と生物への影響」、「魚の研究からみた里海・里山の温暖化」、「未来にアクション 地球温暖化防止のためにできること」という講義を通じて、近年の海洋の温暖化・酸性化の影響に関する動向を解説し、パネルディスカッションでは地球温暖化の影響を軽減するために私たちができることについて議論をしています。ぜひご覧下さい。

2021年4月7日
第11回「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」の開催結果について
3月19日(金)、小泉環境大臣、二宮経団連自然保護協議会会長出席の下、第11回「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」が開催されました。 委員会では、ポストUNDB-Jの方向性、UNDB-Jの活動期間の延長、これまでの取組や成果について議論されました。

2021年4月5日
UNEP統合報告書、地球の非常事態を緊急に解決し 人類の未来を守る構想を提示(UNEPプレスリリース・日本語訳)
UNEPが発表した報告書「Making Peace with Nature(自然との共存)」の日本語訳が国連広報センターから発表されました。複数の世界的な評価を基に、環境危機の重大さを示した報告書の概要について日本語で詳細に紹介されています。

2021年3月31日
生物多様性条約第15回締約国会議 CBD-COP-15の新たな日程について New Dates for Post-2020 Global Biodiversity Framework
生物多様性条約事務局は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で延期となっていた第15回生物多様性条約締約国会議 (CBD-COP-15)を2021年10月11日〜24日に中国・昆明市で開催すると発表しました。この会議では、愛知目標の後継となる次のグローバルな生物多様性目標が策定される予定です。

2021年3月31日
生物多様性マガジン『Iki・Tomo』vol.20  2021 春号「私たちの未来と生物多様性」
生物多様性主流化の取り組みとして、株式会社良品計画/株式会社資生堂/株式会社セブン&アイ・ホールディングス/にじゅうまるプロジェクト/生物多様性わかものネットワークなどの活動をご紹介しています。

2021年3月23日
3/27開催 ジャパンSDGsアクションフェスティバル 「地産地消で守る!生物多様性」
生物多様性及びSDGs等に親和性が高く、社会的発信力のある森里川海アンバサダー等の著名人等を招き、生物多様性の重要性や持続可能な開発目標(SDGs)との関係性について普及啓発を図るためのトークセッションを展開します。

2021年3月22日
2021年生物多様性の日のロゴとハッシュタグが発表されました A logo for Biodiversity Day 2021
生物多様性条約事務局は、2021年生物多様性の日のロゴとハッシュタグを発表しました。2020年の生物多様性の日のテーマとなった「Our solutions are in nature」を軸に #ForNatureというハッシュタグで生物多様性の保全に向けたアクションを加速しようと呼びかけています。

2021年3月19日
3/24開催 GEOC森里川海トークセッション第7回「東京にある自然の恵みと 人々の暮らしを再発見しよう!」
東京の人々は自然と共にどのような暮らしをしてきたのでしょうか。東京の川の歴史をエコツアーを通してひもとく「あそんで学ぶ環境と科学倶楽部」中林さん、荒川と人々の暮らしの歴史を絵本で伝える「ありがとうあらかわ」製作者の小寺さんと一緒に、これからの持続可能な暮らしを一緒に考えます!

2021年3月19日
冊子「あいち・なごや生物多様性ベストプラクティス」
生物多様性の保全等に関する取組内容を「市民団体・NPO」、「企業」、「教育機関」、「行政・その他」という主体ごとに、それぞれの取組の概要をまとめ、COP10以降の取組を集大成したものです。本冊子が生物多様性の保全等に取り組む皆様にとって新たなヒントとなり、自然との共生による持続可能な地域づくりが進むことが期待されます。

2021年3月16日
3/22 開催 2021年世界水の日記念ウェビナー「SDGs時代の水の価値」Webinar:Value of Water in the Era of the SDGs
今年の世界水の日のテーマは、Valuing Waterです。このウェビナーでは、水が果たすさまざまな役割と水資源の価値、またそれらをどのように統合しSDGs6の達成につなげるか、専門家との議論を通じて考えます。また、本イベントでは、国連世界水発展報告書の発表も行われます。ぜひご参加ください(日・英同時通訳あり)

2021年3月8日
3/27開催 能登の里海セミナー「里海の保全から考えるSDG14の達成 -『海洋の温暖化・酸性化』ー」(オンライン)
今回の国連大学OUIK「能登の里海セミナー」は、イヴォーン・ユーUNU-IAS OUIK研究員に加え、科学ジャーナリスト・朝日学生新聞社編集委員の山本智之氏、石川県立大学大学院生物資源環境学研究科博士過程の荒川裕亮氏、環境カウンセラー・KES北陸環境機構主幹審査員の中村早苗氏をお招きし、国内外における近年の海洋の温暖化・酸性化の影響に関する話題や動向、地域内外の保全の取り組みを紹介するとともに、地球温暖化の影響を軽減するために私たちができることについて、国内、そして石川県の方々とともに議論します。詳細プログラム・申し込み方法はリンクよりご確認いただけます。ぜひご参加下さい。

2021年3月3日
「つな環」第37号 生物多様性から考える社会経済のリデザイン
本号では、生物多様性から社会経済のリデザインを考えるにあたって、具体的なアクションを起こしている方々を特集しました。巻頭対談は、㈱自遊人 代表取締役の岩佐十良氏と、大阪府立大学准教授の千葉知世氏です。ぜひご覧ください。



Pick up! COVID-19と生物多様性に関するトピック

 

● 2020年8月11日
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と自然保護についてのQ&A(英語)Questions and answers: COVID-19 and nature conservation (IUCN)
国際自然保護連合(IUCN)が開設しているこのQ&Aページでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と自然保護に関してよくある質問(「COVID-19は野生動物からヒトに感染したのか?」、「COVID-19が環境政策に与える影響は?」、「COVID 19のヒト以外の霊長類への潜在的な影響は?」など)に対して、IUCNの専門家の回答がまとめられています。

● 2020年8月11日 
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と自然保護区(WWFジャパン)
新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、各地の保護区では今何が起きているのか、保護区の現状について解説しています。

●  2020年8月4日 
国連大学ウェブマガジンOur World 最新記事「新型コロナウイルス後、自然との関係をどう改善していくか」(日本語)How to Improve Our Relationship with Nature After Coronavirus(英語)
国連大学環境・人間の安全保障研究所(UNU-EHS)のジータ・セベスバリ氏が、人間の行動と 生物多様性の喪失、新型コロナウイルス のパンデミックと動物由来感染症(ズーノーシス)の関係について寄稿した記事が公開されました。

● 2020年7月13日 
次のパンデミックを防ぐ-人獣共通感染症と感染の連鎖を断ち切る方法(英語)Preventing the next pandemic - Zoonotic diseases and how to break the chain of tansmission
将来のパンデミック発生回避の観点から国連環境計画(UNEP)等が作成したこの報告書では、人と動物の共通感染症の増加傾向は自然環境の劣化(土地の劣化、野生生物の利用、資源採取、気候変動等のストレス)によるものであることや、将来のパンデミック発生の予防・対応にはワン・ヘルス・アプローチが最適な手段であるとし、10項目の政策提言がまとめられています。

● 2020年6月2日 
国立環境研究所 動画チャンネル【TVでおなじみ、ダニ博士が語る】新型コロナウイルス発生の裏にある“自然からの警告”
五箇公一氏(生物・生態系環境研究センター 生態リスク評価・対策研究室)が、新型コロナウィルスをはじめとする新興感染症や、外来生物の脅威など、いま人間社会を脅かしている問題を、生態学の視点から解説しています。



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なぜ、生物多様性が大事?

私たちの暮らしは、様々な自然の恵みに支えられています。 地球に生命の多様さがあるおかげで、人は環境の異なる世界各地で、その土地と生物に合わせて食べ物や衣類、住居、薬などを得ながら、暮らしていくことができるのです。

生物多様性2020
 出典:国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)
ブックレット「地球に生 きる命の条約
 制作:国際自然保護連合日本委員会
 デザイン:アンティグアグッドフェローズ

生物多様性の危機

しかし、私たちは生命の多様さ・つながりを壊し、恵みがもたらす生物多様性そのものを失ってきました。
動植物が絶滅に向かう速度は、人類がいなかった時代の100~1000倍とも言われています。
生物多様性が損なわれると、自然環境のバランスも崩れ、私たちの暮らしを維持することも難しくなります。

生物多様性2020
出典;国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)ブックレット「地球に生きる命の条約」
制作:国際自然保護連合日本委員会
    デザイン:アンティグアグッドフェローズ

CBD-COP15について

このような生物多様性危機の克服のために、2010年に愛知県・名古屋市で開催されたCBD-COP10(生物多様性条約第10回締約国会合)では、2020年までの目標をまとめた「愛知目標」が定められました。
その目標の改定・強化を決める「Post 2020」の場として、2021年10月11日〜24日に中国・昆明市にてCBD-COP15(生物多様性条約第15回締約国会議)が開かれる予定です。


  

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