IPCCによる報告書で既に日本語訳が存在するが、一連のIPCC特別報告書のうち近年発行された3つの報告書のうちの1つであるため選んだ。気温上昇を1.5℃に抑えるには迅速で、今までにない大きな社会の変革による、大きな排出削減が必要であること、2℃ではなく1.5℃に抑えることで環境に与える影響が少なくなることを示している。またCO2排出量を2030までに2010年の45%まで減らし、2050年にゼロに持って行くための変革や課題、迅速な脱炭素化について強調している。
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書籍情報
書籍名; | Special Report on Global Warming of 1.5 °C |
発行元; | Intergovernmental Panel on Climate Change (IPCC) |
発行年; | 2018年10月 |
著 者; | Fernando Aragón-Durand (Mexico), Wolfgang Cramer (France/ Germany), Stephen Humphreys (UK/ Ireland), Mikiko Kainuma (Japan), Jatin Kala (Australia), Natalie Mahowald (USA), Yacob Mulugetta (UK/ Ethiopia), Rosa Perez (Philippines), Morgan Wairiu (Solomon Islands), Kirsten Zickfeld (Canada/ Germany) 等多数 |
テーマ; | POST2015/SDGs |
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