地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)と環境パートナーシップオフィス(EPO)の機関紙「つな環」は、つなぐ環境パートナーシップをテーマに年2回発行しています。
このたび、次号特集テーマ「プラネタリーヘルス ~実現のための地域循環共生圏~」と題した対談を公開しますので、ご希望の方はお申し込みの上、ぜひご視聴ください。
開催概要
|日 時|11月29日(水)10:30~12:00(終了時間は多少前後する可能性がございます)
|開催方法|Zoomウェビナーにて開催
|視 聴|無料
|主催|地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
※視聴のみ可能となります。申し訳ございませんが、当日のご質問等は受け付けておりません。
対談者プロフィール
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炭谷 茂 氏 ソーシャルファームジャパン理事長/社会福祉法人 恩賜財団済生会理事長 厚生省社会・援護局長、環境省官房長等を経て、2003年7月環境事務次官に就任。現在、ソーシャルファームジャパン理事長、恩賜財団済生会理事長、(財)地球・人間環境フォーラム理事長、環境福祉学会会長、富山国際大学客員教授等を務める。また国家公務員在職中から一個人として障害者、ホームレス、引きこもりの若者などへの就労支援、貧困地域のまちづくりなど社会貢献活動に従事している |
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菊池 隼 氏 一般社団法人ゴジョる 代表理事 昭和53年生まれ。街づくり系公社活動中に東日本大震災を経験。支援活動を通じ福祉と経済の在り方や4助の重要性を再確認する。地域社会が抱える複合多問題の解決を促すには生活者の行動変容と「互助」の力が必要と感じゴジョるを創業。社会的弱者、マイノリティと共に持続可能な地域づくりを行っている。2013年人間力大賞 農林水産大臣奨励賞、参議院議長奨励賞。2022年環境省グッドライフアワード 地域コミュニティ部門受賞。 |
モデレーター:GEOC 星野 智子
対談テーマ
「プラネタリーヘルス ~実現のための地域循環共生圏~」
新型コロナウイルスのパンデミックは人間の健康に対する脅威そのものであり、人間の社会経済活動は甚大な影響を受けました。他方、新型コロナウイルスをはじめとする人獣共通感染症が発生・拡大する要因として、気候変動や森林破壊、砂漠化といった人為的な自然破壊との関係性が指摘されています。このようなことを背景に、昨今「人間の健康」と「地球の健康」とを一体的なものとして捉える「プラネタリーヘルス」という考え方が注目を集めています。人間の健康を維持するためには地球の健康が前提となることに目を向け、同時に地球の健康のためには人間の社会経済活動も見直していく必要があるという、相互依存関係に気づくことが重要です。
日本国内に目を向けると、環境・経済・社会の統合的向上を目指す地域循環共生圏(ローカルSDGs)づくりが進んでおり、そこでは、これまで縦割りで扱われていた環境課題と福祉課題やまちづくりの課題とを同時解決しようとする試みが見られます。
今回の機関誌「つな環43号」では、地球全体のバランスといった長期的な目標を見据えつつ、地域における短期目標をクリアし続けていく同時解決の取組に焦点を当て、そのような時にどのようなパートナーシップが機能し得るか、探っていきたいと思います。
ZOOM視聴お申込み
〆切:11月28日(火)~17:00
つな環について
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